◇横浜富士塚巡り2019年02月19日

2019年2月17日(日)曇り時々晴れ

 

昨年、都内の「江戸七富士」と呼ばれる富士塚を回ったが、

<http://slowly-walker.asablo.jp/blog/2018/06/03/8866918>

横浜市内にも富士塚があるので、今回はそちらを回ってみた。

  

最初の西谷駅に着いたのが10時5分。ここからスタート。

最後の北山田駅に着いたのが16時40分。

合計で6時間35分の散策となったが、列車移動は

1時間55分で、徒歩移動と昼食(&迷走時間)で

4時間40分となった。

 

行程実績を次にまとめた。

 

①西谷富士(保土ヶ谷区)

相模鉄道の西谷駅を出て駅前の国道16号(八王子街道)を

東に少し歩き、梅の木交差点を左折すると、すぐに次の写真

のような案内があった。

途中にある鳥居

木々の生茂った富士塚。高さは4m(標高45m)

土を盛って作られたもので、周囲にらせん状に登り道が

あるのでそこを登る。

山頂とそこからの眺め。


その後、西谷駅に戻って横浜駅に行き、そこで市営地下鉄に

乗り換える。

 

②熊野堂富士(神奈川区)

片倉町駅から歩き始める。が、自分が出てきた地下鉄出口の

地図上の位置を勘違いしてしまい、最初は反対方向に進んで

しまった。

すぐにミスに気が付いて駅に戻り歩き直したが、約10分

程度のロス。

 

しばらく歩くと、道沿いに最勝寺の看板があったので、そこ

を入る。


最勝寺の中には入らずに、その前を左折して細い道を少し

進むと、途中に「富士浅間」の表示。

富士塚は土を盛ったもの。

仮設のような手すりがちょっとガッカリだが、そこを登る

と頂上に出る。

頂上からの眺め。高さ18m(標高42m)とのこと。

その後、次の小机富士を目指して歩く。

途中、小机駅前で昼食をとってから歩きを再開。

 

③小机富士(港北区)

小机駅の前の県道12号線を歩き、そこから小机富士への

通路を探した。

何とか行くことができたが、結論から言えば、駅裏(日産

スタジアム側)に出て、そこから行くのがいいようだ。

その行き方を前提に、以下の写真は撮影とは逆に並べかえ

て表示する。

 

小机城址市民の森への案内図。

第三京浜に分断された左側に「富士千元」と書かれている

のが小机富士。

 入口の道標
 小机富士。山の一部なので、少しわかりにくい。 

頂上部。高さ5m。富士仙元大菩薩の石塔がある。

普通は「浅間」なのが、なぜ「千元」なのか、後日調べたが

よく分からなかった。

頂上からの眺め

木が生茂っていて眺望はよくない。

帰りに見えた日産スタジアム。

この後、小机駅から中山駅に。

  

④三保富士(緑区)

中山駅から三保グリーンハイツ(市営住宅)に向かって歩く。

グリーンハイツ前の案内図には「浅間社」という表示で書か

れていた。

(「富士」ないしは「富士塚」という表記はどこにもない。)

駐車場側から見た三保富士塚

児童公園側から見たもの。

頂上の「浅間社」。

りっぱな登山(?)道。

中山駅に戻り、地下鉄で都築ふれあいの丘駅へ。

 

 

⑤池辺富士(都築区)

池辺富士は畑が続く農耕地の中にあったが、その周囲の

道が区画整理中らしく、道路がところどころ通行禁止に

なっていて、近づくのに少し手間取った。

入口に小規模ながら立派な鳥居があった。

頂上にあった祠

頂上からの眺め

登山道

⑥川和富士(都築区)

池辺富士から下りて、川和駅方面に向かって歩くと、川和

富士公園がある。

その一角に川和富士がある。

 

公園内の説明板。普通の石碑とは逆に文字を浮き立たせた

もの。手数は掛かっているようだが、とても読みづらくて

残念な作り。                                           

それによると、元々は現在地より北西にあったが、港北

ニュータウン建設のため、現在の場所に移転・再現された

ものだそうだ。標高は74メートル。

今回訪れた七つの塚の中では一番大きい。



頂上からの展望

りっぱな鉄製のラセン階段もあり、頂上もコンクリート作り

で、完全に公園の見晴台。

 

 

⑦山田富士(都築区)

最後に北山田駅に行く。

ここでとんでもない勘違いをして迷走し、時間を大幅にロス

したが、普通に行けば駅から6分程度のところにあった。

 

入口の階段。

何の標識もないので、ここが富士塚の登り口とは気づかない。

富士塚全景。盛り土で螺旋階段がある。


頂上

頂上からの展望。

手すりも何もないので、いささか撮るのがコワイ。

説明板

山田富士公園

 

前回訪れた江戸七富士は、すべて岩で覆われていたが、

今回訪れたものはどれも土山のままだった。

  

また、神社の境内にあったのは西谷富士のみで、その神社

自体もかなり小規模で、一般的な規模の神社の境内に作ら

れていた江戸富士とはかなり違っていた。

何らかの地域的な事情があったのかもしれない。

 

なお、今回はすべて頂上まで登れたが、それも神社の境内

ではないことからだと思われる。  

 

他の地域にも富士塚は色々あるようなので、今後機会が

出来れば、訪れてみたいと思っている。


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