◆旧東海道_箱根-沼津 ― 2017年09月22日
2017年9月15日(金)曇り
2012年から2013年にかけて、旧東海道の日本橋から
箱根湯本までを、2015年に箱根湯本から箱根関所までを
歩いたが、今回はその続きとして、箱根関所から沼津までを
歩いた。
実は最初の段階で道を間違えて40分も時間をロスしたのだが、
それと昼食や休憩も入れて合計で6時間40分のウォーキング
となった。
曇ってはいたが、まだまだ残暑は衰えず、持参した550ml
ペットボトル2本を空にした。
小田原駅を8:20発のバスで出発し、箱根関所跡に着いた
のが9時13分。
トイレ休憩してから箱根関所跡を出発【9:20】
しばらく車道を行くと旧街道への入口がある。【9:33】
ここからはその次の写真のような石畳の道。
この最初の石畳街道は、次の地図の②が入口で、しばらく行く
と③で国道1号線に出る。実はここで大きなミス!!
③の1号線に出たところで、右手に「箱根峠」の文字が見えた
ので、疑いもせず赤矢印のように右に曲がって、赤線のように
進んだ。
それは、実は④の「道の駅_箱根峠」だったのだが、それを
もっと南(地図の下側)にある⑤の「箱根峠」と思い込んで
いたため。
その間違いに気付かずに進み、途中で石畳の脇道に入って下る
と、何と入口②に戻ってしまった。
赤線から緑線のように進んでしまったということ。
事前に地図をよく見ていればよかったと後悔。
次の写真が④「道の駅_箱根峠」。
その次が、改めて歩き直してから着いた⑤「箱根峠」で、写真の
ように単なる国道の交差点。
道の駅_箱根峠【9:49】
箱根峠【10:28】
新箱根八里記念碑(峠の地蔵)【10:32】
気を取り直して箱根峠を進むと、そばの広い駐車場の脇に
ひっそりと写真のように地蔵様が雑草に埋もれて設置されて
いた。地蔵というにはいささか前衛的・・??
茨ヶ平(ばらがだいら)の標識。【10:37】
しばらく車道を歩くと、茨ヶ平の標識がある旧街道の入口に
着く。
ここからしばらくは、その次の写真のように箱根竹が両側に
茂ったトンネルのようになっている。
途中の道。だいたいが次の写真のような石畳で、歩きにくい。
シーズンオフの平日だからか、こうした道を歩いているとき
にはまったく誰にも会わなかった。
かぶと石【10:52】
雲助徳利の墓【11:25】
山中城跡入口【11:31】
左の階段先が城跡。右の方が旧街道。
途中で旧街道の工事を行っていたため、しばらく1号線を
進む。
1号線から見た風景。
正面に沼津アルプスが見える。【11:43】
1号線沿いにあった芭蕉の句碑「霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白
き」【11:46】
意味は「今日は霧が深くかかって、草庵から幾たびもながめた
あの富士山が見られない。けれども、こうして霧の中に聳える
富士を思い描くというのも一興であるよ。」とのこと。
今日は霧はなかったが、曇が厚くて富士山は見られなかった。
三島スカイウォーク【12:15】
全長400mで歩行者専用吊橋としては日本一の長さ。
橋上から富士山が綺麗に見えるのが売りなのだが、今回は残念
ながらまったくダメ。
1000円払う価値があるかどうかは・・・。
なお、今回は工事中だが、旧街道はここの駐車場の目の前に
出てくる。
中で持参した昼食を取ってトイレに入って再び出発。
笹原一里塚【12:43】
小時雨坂標識【13:07】
馬頭観世音【13:21】
比較的どこでも見られるものだそうで、馬の守護神として昔から
広く信仰されているものとのこと。
旧街道を荷物や人を乗せた馬がこのあたりに集まっていたのか
な、と勝手な想像をしてみるのだが。
道の途中で見つけた彼岸花。そういえばもうすぐお彼岸。
【13:24】
旧街道が1号線と交差する場所。【13:35】
ここからは三島の市街地となり、ほとんど車道を歩くことに
なる。
錦田一里塚【13:41】
三島大社【14:16】
玉井寺一里塚【14:54】
途中で旧街道から逸れて立ち寄った「対面石」【15:06】
1180年に頼朝が挙兵したときに、奥州から駆け付けた義経と
対面した時に座っていた石だとか。
この後、途中のスーパー等で休憩しながら歩き続け、沼津駅に
着いたのはちょうど16:00となった。
すばらしい景色を楽しむという訳にはいかなかったが、趣のある
旧街道をのんびり歩けて、いいウォーキングだった。
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