◎編笠山登山 ― 2017年07月09日
2017年7月7日(金)小雨
八ヶ岳南端の編笠山(2,524m)に登った。
早朝に家を出て観音平の駐車場に着いたのが8時過ぎ。
準備をして出発したのが8:20。
山頂到着が11:30(出発から3時間10分)。
駐車場に戻ってきたのが15:45で、7時間25分の登山と
なった。
山頂からは南アルプスや八ヶ岳など360度のすばらしい展望が
見られると、以前に登ったことのある「連れ」からも聞いて
いたのだが、あいにくの曇天で山頂からの視界は完全にゼロ。
しかも山頂到着早々に雨も降り出してきて、いささか残念な
登山となった。
ちなみに、スタート時の外気温は17度で登山にはちょうどいい
気温だったが、何しろ湿気がひどく、最初からサウナ風呂状態。
さらに下山時にはやむなく雨具を身に着けたので、ボクサーの
減量トレーニングみたいな感じだった。
ちなみに、落ち着いて食事を取る場所もなかったので、昼食抜き
で水だけで7時間以上歩いた事になる。
登山ではこういう経験もよくあることだとは思うが・・・
ルートとしては、観音平登山口→雲海→押出川分岐→編笠山山頂
→青年小屋→押出川分岐→雲海→登山口という経路。
押出川分岐↓
観音平の駐車場から編笠山まで約1,000mの標高差を急坂で延々
と登り続け、しかも岩場が多いルートだったので、けっこう足
に来る登山だった。
編笠山の山頂到着。岩だらけの山頂。↓
山頂からの真っ白な展望↓ 近くの山影すら見えなかった。
青年小屋から見た編笠山↓。
雨の中、この岩だらけの斜面を下りるのも一苦労だった。
駐車場に戻ってきたのが15:45で、車内で遅い昼食を取
り、その後、八ヶ岳高原ラインを通ってホテルに行き一泊。
露天風呂で疲れを癒したが、けっこう今回は足に疲れが来て
いた。
翌日、美し森展望台や清里をゆっくりまわって帰った。
◎草津白根山&四阿山登山 ― 2017年07月25日
2017年7月22日(土)&23日(日)雨
日本百名山の草津白根山(2,160m)と四阿山<アズマヤサン>
(2,354m)に登った。
梅雨明け宣言後でもあり、横浜出発時には快晴だったので、
まったく予想していなかったのだが、残念ながら両日とも完全
な雨中の登山となった。
その時は知らなかったのだが、22日夜から23日にかけて、
秋田県では記録的な大雨となっていた。それをもたらした前線
が今回の登山にも大きく影響したようだ。
河川が氾濫して避難を余儀なくされている方に比べれば、山歩
き如きで嘆くのは非常におこがましいのだが、泥水でぬかるむ
登山道を腰まで泥はねになりながら、休憩もそこそこに何時間
も歩き続けたにもかかわらず、やっとたどり着いた山頂では、
まったく展望に恵まれず、非常に残念な登山だった。
初日、白根火山ロープウェイ山頂駅についたのは13時半。
しかし雨がひどく雷も聞こえたので、14時近くまでしばらく
駅で待機。小降りになったのをみはからって出発。
途中で立ち寄った鏡池
白根山展望台到着は15:30
雨は小降りだったが、視界はまったくゼロ。
展望台近くには「コマクサ」が群生していた。
ロープウェイ山頂駅に戻ったのが、運行時間ギリギリの
16:20。その後、嬬恋のホテルに行き一泊。
翌日、ホテル前のゴンドラを使って山頂駅へ。
山頂駅を8:50に、雨具完全装備で出発。四阿山へ。
この日は朝から雨だけではなく風もあって、その中を黙々と
ひたすら泥道を登り続ける。しかも笹が生い茂る中の細い道が
大半で、防虫ネットが欲しい位、羽虫がひどかった。
山頂到着は11:05。
写真のように山頂からの展望はまったくなし。
狭い吹きさらしの山頂で風も強く、昼食は取らずにすぐに
下山した。
ゴンドラの山頂駅に戻って来たのが13:40。
そこで汚れ物を脱ぎ、今までにない汚れ方をした登山靴を
洗った。
登山を行うには、こういう経験も必要だろうな、という二日間
だった。
いつか再挑戦してみたい。