◇柿田川公園散策2016年11月02日

2016年10月18日(火)晴れ

近くまで来たので、三島の柿田川公園を散策した。

三島駅前を11:00発のバスに乗り、11:12には柿田川湧水公園前に到着。

 

柿田川は、富士山の雪解け水がこの公園で地上に湧き出して始まる川

で、全長は1.2kmしかないが、川の透明度は群を抜いており、長良川

四万十川とともに日本三大清流に数えられているとのこと。

1日約100万トンの水が湧き出し、東洋一の湧水量らしい。

 

国道1号線沿いにあり、道の反対側には「サントムーン柿田川」という

ショッピングモールがある。

車での便はいいのだが、三島駅からのバスはそんなに本数がない。

ちなみに、「サントムーン」は「SUN TO MOON」と書いてあったが

どうも、TO は日本語で「太陽と月」ということらしい。

 

公園内は綺麗に整備され、さほどのアップダウンもなく、全体を見る

は数十分もあれば十分で、自然に囲まれて散策するには手頃な公園。

逆に言うと、大掛かりな公園ではないので、やや物足りなさはある。

 

今日は日差しが強かったが、公園内はほとんど木陰を歩けて快適。

その中で地面から湧き出てくる本当に透明な水をじっと見ていると、

心が自然に洗われてくる感じがした。

 







 
  古い井戸の跡。中から水がどんどん湧き出ているのがよく分かる。
 以前はここに製紙工場があって使っていたという。
 富士山からの豊富な湧水を使って、静岡には製紙工場が多く出来たと
 昔、社会科で習ったことを思いだした。
 


帰りはサントムーン柿田川のショッピングモール前から 11:56発の

バスで三島駅に戻った。

 

◎大菩薩嶺登山2016年11月09日

2016年11月08日(火)曇り

日本百名山の一つである大菩薩嶺(標高2,057 m)に登った。

 

早朝に家を出て、中央高速道路勝沼ICから1時間弱かかって

上日川峠(かみにっかわとうげ)の駐車場に到着。

紅葉シーズンも終わった平日にもかかわらず、駐車場には既に

10台ほどの車があった。

 

準備をして登り始めたのが8:35、

戻って来たのが12:35。

途中の休憩も入れて、ちょうど4時間の登山となった。

 

大菩薩峠から大菩薩嶺への尾根道での眺望はすばらしい。

曇ってはいたが、遠くの富士山が綺麗に見えた。

(カメラの不調で写真では富士山はあまり綺麗ではないが。)

 

風もあまり強くなく、吹きさらしの割にはさほど寒くはなく、

いい登山日和だった。

登山客もまばらにいる程度で落ち着けた。

通常ルートとは逆ルートになるが、上の地図の空色ルートで

登って橙色ルートで下りた。





実際には左端の富士山はもっとくっきり見えたのだが・・・


小説「大菩薩峠」の作者「中里介山」の碑。かなり古くて、

何が書いてあるか判読不明。

ちなみにここの近くの山荘名は「介山荘」。



大菩薩嶺近くの山道脇の木。

木肌が抉られているが、クマのしわざ??だと、連れが

怖がっていた。

 
 久しぶりの登山を十分満喫できた日だった。