◇大楠山散策2015年11月06日

2015年10月25日(日)晴れ

横須賀市西部にある塚山公園から大楠山(おおぐすやま)にかけて

散策した。

大楠山は標高241mだが三浦半島最高峰とのこと。

約3時間の散策となった。

 

京急安針塚駅に9時22分到着。

ここからまず塚山公園を目指して歩き始める。


塚山公園までは全部舗装路。意外に急坂が続く。


塚山公園到着(9時38分)【スタートから16分】


安針塚の裏手から下り道に入り、そのまま横浜横須賀道路のインター

へ入る道に沿って進む。


しばらく車道を進み、「本圓(円)寺」の看板のある脇道に入る。

(9時57分)【スタートから35分】


狭い道を道なりに進み、さらに県道27号を進むと「大楠山登山口」

と書かれた交差点に出るのでそこを右折。

(10時15分)【スタートから53分】


途中から山道の様相を見せてくる。


その後、横浜横須賀道路の下をくぐり、ゴルフ場の脇を進む。

次の写真の右半分を占めるフェンスの中がゴルフ場。

(10時49分)【スタートから1時間27分】


ようやく大楠山山頂に到着。

(11時02分)【スタートから1時間40分】

ここに展望台もあるのだが、今日は風が強いために閉鎖されていた。

それで、すぐに一旦下りて大楠平に出る。

ここにも別の展望台があり、そこは登ることが出来た。

 

展望台からの眺めが以下の写真。

(11時22分)【スタートから2時間】

標高が高くない割には、周囲に山がないこともあり、なかなか爽快な

眺めだった。


小休止して前田橋方面に下りる。

ここからもアップダウンがあって、意外に歩きでのある道が続く。

 

なお、次の写真は途中でたまたまみつけた「モグラ」君。

いささか弱っているようだったが。


ようやく前田川遊歩道の標識が出てくるので、その遊歩道に入る。

(12時08分)【スタートから2時間46分】


遊歩道は次の写真のようになかなか渓谷っぽい趣があって、しかも

それなりに長く続くので意外に面白かった。



ようやく前田橋のバス停に到着。

(12時28分)【スタートから3時間6分】


ここから逗子駅までバスで出て、逗子駅近くで昼食を取ってから

戻った。


◎塔ノ岳登山2015年11月06日

2015年10月31日(土)晴れ~曇り

丹沢山塊で人気の高い塔ノ岳(標高1491m)に登った。

早起きして始発電車にのり、小田急渋沢駅についたのが6時44分。

大急ぎでバス停に行くと、既に大倉行の始発バスが満員の乗客を乗せて

出発間近。さっそく飛び乗ったが、あとから何人も乗り込んできて

通勤ラッシュ並みの混雑だった。

 

バス終点の大倉には7時3分に到着。

大きなターミナルになっているので、ここでトイレを済まし、ベンチ

に座って持参した朝食を取った。

登山カードの提出BOXもあったので、ここで書いて投入した。

 

次の写真は大倉のターミナルと、そこに置かれた登山カードを書くた

めのテーブル。

さっそく登山口に徒歩で向かう。

登山口到着は7時24分。ここからスタート。


途中の状況は以下の写真。

このような平坦な道はいいのだが・・


次のような階段状の長い坂がけっこう続き、これがかなりきつい。




途中にいくつか山荘があり、そこにトイレ(有料¥100)もあり、

そういう設備はさすがに整えられている。

なお、次の写真は途中で遭遇した鹿。あまり人間を怖がっていない。


小休止を入れながらマイペースで登って、結局、頂上に着いたのは、

11時ちょうど。

登山口から3時間36分かかったことになる。

 

頂上はさすがに人が多いが、けっこう広いので、紅葉シーズンの休日

としては、そんなに混雑した感じはしなかった。



ここで昼食タイムとした。

少し雲がかかっていて、大展望はちょっと残念な結果だったが、一応

写真のように薄っすらとだが眺望は開けていて、まあまあ楽しめた。


帰りは同じルートをそのまま下山する。出発は11時30分。

【登山口スタートから4時間6分】

 

次の写真は下山の途中で撮影したもの。少し雲が薄くなってきたので

紅葉も遠景だが楽しめる。


さすがに下りは少し足に来ていた。

途中の山小屋でトイレ休憩をし、登山口に戻ったのは14時24分。

頂上から2時間55分、スタートから休憩を入れて、ぴったり7時間

かかったことになる。

ようやく大倉のバス停に到着。14時35分。

帰りのバスも満員で、結局立ったまま渋沢駅にもどった。

ちょっとハードで疲れたが、満足感のある登山だった。


◇七里の渡散策2015年11月20日

2015年11月12日(木)薄曇り

近くまで来たので、三重県桑名市の七里の渡跡(しちりのわたしあと)

を散策した。

七里の渡しは宮宿(名古屋市熱田区)から桑名宿までの、旧東海道

唯一の海上路で、移動距離が七里であったことに由来するという。


当日は早朝に桑名駅を出発し、次の地図の緑→赤→青の経路で散策。

この中の赤の経路が旧東海道。



桑名駅を出発したのは朝6時50分。

最初の目標の鍛冶町の標識(地図の①)に向かう。

ちょっと分かりにくく、近くで少し迷ったが、7時5分には到着。

 

①鍛冶町の標識<7:05>


ここから旧東海道を「渡し」に向かって北上する。

旧東海道はベージュ色の舗装路に整備されていて、途中にはちょっと

大きな仏壇屋や石屋があるのが目立った。

曲がるところにくると次のような東海道の標識があった。

 

②途中の標識<7:09>


少し行くと、「歴史を語る公園」に出るのでそこで左折。

道に沿って整備された小公園で、中には江戸日本橋から京都三条大橋

に至る東海道五十三次をモチーフにしたミニチュアが設置されている。(コンクリート製「ふじやま」がちょっと盛り塩みたいだったが)

 

③「歴史を語る公園」横の紅葉<7:12>


そのまま真っ直ぐ進むと、渡し場跡に出る。

 

④七里の渡し跡の標識<7:19>

写真では木に隠れて分かりにくいが、右端が大鳥居で、これより伊勢路

に入ることから「伊勢国一の鳥居」と称され、伊勢神宮の遷宮ごとに

建て替えられていたそうだ。


⑤七里の渡し跡の案内板<7:21>

写真の左に見える城のようなものは蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)。

桑名城の櫓の一つで、航海安全の守護神としてここに置かれ、東海道

を行き交う人々が必ず目にする桑名のシンボルだったとか。


帰ってから調べて知ったのだが、旧東海道の中で旅籠屋数の最も多い

のは宮(熱田)で、幕末頃には248軒あり、次いで多いのは桑名宿の

120軒だったとか。ただ、そこまで栄えたという喧騒感は、今はまっ

くない。ひっそりと佇む落ち着いたこじんまりとした公園。

 

なお、この場所と川岸の間には新しい堤防が建てられていて、水面や

その向こう岸の光景などはここからは見られない。無論、港としての

機能も全くない。

若干興醒めではあるが、伊勢湾台風以後の高潮対策とのこと。

堤防の上までは行けるので、そこから川岸や向こう岸をちょっと見学

し、それから隣接する九華公園(きゅうかこうえん)に進む。

桑名城の本丸跡と二の丸跡に造られた公園。

 

⑥九華公園<7:28>

その後、地図に示す青い線のルートで桑名駅に戻った。

桑名駅に着いたのは8時ちょうど。1時間10分の散策となった。


◎三ノ塔登山2015年11月28日

2015年11月21日(土)晴れ

ようやく天気が回復したので、前回(10月31日)に続き、同じ丹沢

山塊の三ノ塔(標高1205m)に登った。

  

普通は「ヤビツ峠」までバスで来て、そこから登るのだが、今回はその

手前の「蓑毛」から登ることにした。

  

また、ヤビツ峠からの道も、通常のコースではなく、岳ノ台と菩提峠を

通る迂回コースを選んだ。下記地図の青線。

始発電車で出発し、小田急線秦野駅に着いたのが6時28分。

そこで6時35分発の蓑毛行バスに乗る。

休日の登山シーズンにも関わらず、乗客はわれわれを入れて8名のみ。

全員が蓑毛まで行った。蓑毛着6時57分。

 

蓑毛のターミナルにはトイレが完備されているのでそれを利用させて

もらい、7時5分に出発。

 

次の写真が蓑毛のバスターミナル。右側がトイレ。


しばらくは比較的幅の広い林道を歩く。

次の写真の木橋で小川を渡ったところから、本当の山道となる。

<7:28>(出発から23分)


比較的歩きやすい山道で、紅葉も楽しめる。


ヤビツ峠に到着<8:29>(出発から1時間24分)

やはり多くの登山者が既にバスで来ていた。


ここからは登山者が多いので、通常のルートは敬遠し、写真の標識の

岳の台と菩提峠を通る道に入る。

 

初めて通る道だが、あまり人が通らないだけあって、笹やススキが両

から覆いかぶさってくるような狭いところが多かった。

しかもそれらが前日までの雨で濡れているので、しばらくしてから

スパッツを付けた。


菩提峠に到着<8:48>(出発から1時間44分)

ここは何もないので、そのまま通過。


岳ノ台に到着<9:13>(出発から2時間9分)

休憩所の上が展望台になっていて、眺めはすばらしかった。


岳ノ台からの眺め


先に進むと、パラグライダー用と思われるランチャー台が二つあって、

そこからの展望もすばらしかった。

<9:51>(出発から2時間47分)

  

なお、この後、三ノ塔で休んでいるときに、飛行中のハングライダーと

パラグライダーをそれぞれ1機見たが、ここから飛んできのかもしれ

ない。


少し行くと駐車場に出るので、そこからしばらく林道を進み、二ノ塔&

三ノ塔に行く登山道に出る。

ここで通常ルートから登ってくる多くの登山者と合流した。

まずは二ノ塔に向かう。

  

しかしながら、ここまで3時間以上、水分補給の小休止以外、まったく

休まずに登ってきたためか、さすがにちょっと疲れが出てきたので、

二ノ塔の手前の道の脇で休憩をして、少し早目の昼食を取った。

  

11時35分にようやく二ノ塔に到着(出発から3時間31分)

あまり広くはなく、小休止後すぐに出発。


20分ほどで最終目的地の三ノ塔に到着。

<11:56>(出発から3時間52分>

さすがにきれいに整備されていて、休憩している登山者も多い。


展望はすばらしく、雪を頂いた富士山が綺麗に見える。



ここで15分ばかり休憩し、12時15分(出発から4時間11分後)

三ノ塔尾根道を通って下山を始める。

道は整備されているが、階段状の登山道が延々と続き、4時間以上歩い

てきた足には少ししんどかったので、のんびりマイペースで下山。


次の写真は、最後の林道を歩いているときに出会った光景で、木を

伐採してい人を間近で見たのは初めてだったので、思わず撮って

しまった。


14時14分に、大倉の「秦野戸川公園」に到着。

(出発から7時間10分)

この先の大倉バス停に行き、14時38分発の渋沢駅行バスで帰宅。

(バス待ちの登山者が多くて、少し前には臨時バスが出た。おかげで

 定期バスには座れた。)

いい天気の下、心地よい疲労感の休日を過ごすことが出来た。